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実験小説エピソード2「害気」

「たんま、疲れた、休ませてくれ」俺は男に言った。「疲れたと思うのは錯覚だ。よく考えてみろ、疲れてないはずだ」「いいや疲れてる。心がな」男は無表情で鼻で笑った。「んそれも錯覚だ。辞書を引いたことは?」「ないね。とくにそんなどうでもいい言葉なんか」「どうかな、とくにお前みたいな存在に視覚聴覚があること自体が錯覚だってのに」「かもしれねえな」「そんな曖昧な言い方をしなくてもいい。お前が今どういう状態かお...

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実験小説エピソード1「どうでもいい時に、どうでもいい場所で」

寂しい次元の狭間で一人の男が俺を待っていたのは偶然ではなかったが今はもう少し現実的な話をしよう。俺に気付いたその男は右手の人差し指を一瞬上げてこう言った。「遅かったな。よし、仕事だ。まずその光の中へ入れ。説明は追い追いする」「ちょっと待って。休みたい。ベンチに座っていいか?」空間を照らす外灯の下におあつらえ向きのベンチがあった。俺はもうへとへとに疲れていた。なんでって、わかるだろ生きていれば。よう...

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Author:水面 光
ココは2017年現在、ほとんど「ツイートまとめ」のみになっておりマスが、たまにのっける辛辣きわまりない記事、恥も外聞もない糞記事などなど、じゆーにやらせていただく所存の、ちょっとした隠れ家的なブログです。

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